2009年10月04日

久しぶりに面白いファンタジー読んだ!

護られし者 1〜3
ハヤカワFT
著者 ピーター・V・ブレット

日没とともに大地から湧く魔物の襲撃に、人類は長く苦しんできた。夜のあいだは護符で囲った屋内に身を潜め、家族を奪われてもただ朝を待つしかない。宵越しの旅をする者がないため交易も減り、辺境には情報や物資が届かず、唯一の頼りは護符描きの訓練を積んだ配達士であった。魔物に反撃したいと願う少年アーレンはある配達士との出会いを機に、夜を人間に取り戻す長い旅路につく……期待の新星が描く英雄譚、堂々開幕!


さらにもうひとつ

ドレスデン・ファイル1 魔を呼ぶ嵐
ハヤカワFT
著者 ジム・ブッチャー

おれの名前はハリー・ドレスデン。シカゴでただひとり電話帳の職業欄に〈魔法使い〉として登録している男だ。ある日シカゴ市警特殊捜査班のマーフィー主任からの呼び出しを受けて現場に駆けつけると、そこには身体から心臓が飛び出した無残な死体が! 明らかに強大な魔術によるものだ。捜査への協力要請を受けて調査を開始したが、やがて次から次へと奇怪な魔物が襲いかかって……痛快ハードボイルド・ファンタジイ登場!


同じがファンタジーとはいえ、前者は剣と魔法の冒険譚、後者は現代に生きる魔法使い探偵のミステリーと、ずいぶん毛色が違いますが^^
どっちもホントに面白かった。
いや、ここ1−2年、どうも面白いファンタジーに巡り会えなかったんだけど、ここにきて立て続けに当たり引いたなあ。
どちらもおすすめですー♪
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2008年12月17日

今年本何読んだかな・・・

・・・と思い、自分のブログを検索してみた^^

1月「ねじの回転」恩田陸
6月「アイアン・サンライズ」チャールズ・ストロス
7月「ティンカー」ウェン・スペンサー
8月「マルドゥック・スクランブル」冲方丁

こんだけかあ。
ブログに書かなかったものとして覚えてるのは、
「シンギュラリティ・スカイ」チャールズ・ストロス
は間違いないとして、
「盗まれた街」ジャック・フィニイ
「夏のロケット」川端裕人
は今年だったかな・・・んー。
恩田陸は他に読んでなかったっけか。
ちなみに途中で、もしくは冒頭で投げ出した本もいくつかあります^^
あと、小川一水の短編集「フリーランチの時代」を今読みかけ。
その中の一篇が1ヵ月ぐらい前の週アスで紹介されてて、それで読んでみたくなったのだ。

僕は本を読むのも、携帯ゲーム機をいじるのも基本的に仕事の行き帰りの電車の中なので、どちらかをやってるとどっちかできなくなる(笑)
今は世界樹の迷宮2につきっきりなので、ほとんど本は読んでないのだわ。読んでみたいと思う本はいろいろあるんだけど。

とりあえず、今年読んだ中で一番は「アイアン・サンライズ」ですね。次点は「マルドゥック・スクランブル」か。

しかし、最近ファンタジー読まなくなったなー。面白そうだな、と思って読み出してもたいてい挫折しちゃうんだよね・・・
ここ数年でまともに読んだファンタジーって「古王国記」だけかもしれない。
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2008年09月28日

マルドゥック・スクランブル読み終わった

ご無沙汰しております。KANです。
前回の記事からまる1ヶ月以上空いてしまいました。盆休み明けから、特に9月入ってからいろいろゴタゴタが続きまして、なかなかゆっくり記事を書こうという気にならなかったのです。

ゲーム(PSU)だけはしっかりやってましたけどね・・・

ま、それはさておき、マルドゥック・スクランブルです。読み終えたのは実は1ヶ月以上前のこと。
読み始めたきっかけはその少し前の記事にも書いたとおりですが、最初は結構半信半疑でした。買うときも全巻じゃなくて1巻だけにしようかな、とか考えたし。

いや、でも面白かった。
正直なところ、そんなに面白いとは想像してなかった。失礼な言い方かもしれないけど、すごい拾い物だったw
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2008年08月09日

マルドゥック・スクランブル

先日、BOM氏に「冲方丁のライトノベルの書き方講座」を借りる。ストーリーやキャラのまとめ方など、思ったより参考になるなあ、というのが率直な感想。
んで、とりあえずマルドゥック・スクランブルは読んでみることにした。うん。面白い。
まだ1巻が終わったところだけど、一通り読んだら講座に書いてあったメモやプロットと比較してみようかと思う。

ところでこれ、ゴンゾーによるアニメ化決定とか書いてあるけど聞いた覚えないな、と思ったら、制作中止になってるのね。
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2008年07月01日

ティンカー

内容(「BOOK」データベースより)
21世紀末、中国が開発した異次元間転移装置ハイパーフェーズにより、異世界への道が開かれた。だがその装置は未完成で、なぜかピッツバーグだけが魔法が支配するエルフホームに転移してしまった。ティンカーは、そのピッツバーグでスクラップ業を営む、18歳の天才少女。ある日、魔法の狛犬に襲われた一人のエルフを助けたことから、地球・エルフホーム・オニヒダの三世界にまたがる奇想天外な大事件に巻きこまれることに。サファイア賞受賞作。


そんなわけで読み終わりました。
面白かった・・・けど。
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2008年06月17日

アイアン・サンライズ

アイアン・サンライズ (ハヤカワ文庫SF)
チャールズ ストロス (著), Charles Stross (原著), 金子 浩 (翻訳)

読み終わったのは10日ぐらい前。
私は基本的に本を読むのは通勤電車の中なんですが、家の最寄り駅についても電車を降りたくない(読むのを中断したくない)と思った程夢中になったのは久しぶり。

<カバー裏あらすじ>
ウェンズデイ、16歳、オールド・ニューファンドランド・フォーの住人。彼女は暗い廊下を必死で逃げていた、執拗に追う怖るべき魔犬をふりきり、避難船にたどり着くために。あんな死体や謎の書類なんて見つけなければよかったのに。時間はもうほとんどない。約4年前、鉄爆弾が太陽を超新星化させ、モスコウで暮らす2億人を焼きつくした。その恐怖の衝撃波面―鉄の夜明けが、まさに今ここに到達しようとしていたのだ。

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2008年01月31日

ねじの回転、読了

読み終わったのは10日ぐらい前。前回の書き込みからずいぶん経っているのは、仕事の都合で読む時間が作れなかったからです^^;


あらすじ

時間遡行技術により過去に介入し、混乱が生じた未来。その混乱を正すため、国連は歴史を「正史」に戻すプロジェクトを進めていた。
日本においては226事件がその転換点と判断され、事件を正しく再生して歴史を確定する作業を開始する。
事件の当事者の中から協力者として選ばれた2人の青年将校は、事件後の日本の歴史を教えられ、昭和維新を正史どおりに失敗させるのではなく、成功させることができないかと考え始める。またもう一人の協力者、石原完爾はクーデターは成功してはならないものの、その後の日本が破滅へ向かわないような歴史を確定できないかと考える。
一方、国連側の作業においても、何度か再生のやり直しを行っているうちに、ハッカーと思われる妨害や、予想外のアクシデントが繰り返し発生し混乱を生じ始める。3人が次第に正史と異なる行動を取り始めていることに気付きながらも、コンピューターが正史との誤差の範囲内と判断するために再生を止めることができない。除除に正史との差は広がり、この再生プロジェクト自体に残された時間も少なくなっていく。
果たして昭和維新は成功し、日本は別の歴史を歩み始めるのか。誤差は修正され、歴史は正史へと戻されるのか。プロジェクトの時間が無くなったとき、何が起こるのか。
3人の、国連の、そして様々な人間の思惑が絡み合い、事件は混乱の度合いを深めていく。そしていよいよ時間が差し迫ったとき、国連側の下した決断は。


面白かった〜。

これまで読んだ恩田作品はどれも面白いけどちょっと・・・という感じのものが多かったのだけど、これは最後までホントに面白かったなあ。
とにかく、全編に漂う緊迫感がたまりません。
これに限らないのだけど、恩田さんの文章って本当に読者を引き込む力があるというか、漫画で言えば絵で読者を圧倒するような描き方があるのと同じように、文章で圧倒する強さというのを感じます。この強さに関しては、あまり面白くはなかった劫尽童女の後半とか球形の季節とかでも全然変わらないですね。

物語は、主に協力者3人のうちの一人、青年将校安藤大尉と国連スタッフの一人、日本人のマツモトの視点で描かれ、所々に誰かの子供の頃の情景や、違う方向に進んだ日本の未来なんかが差し込まれています。
この物語は226事件ものであり、時間遡行ものでもありますが、時間遡行による歴史介入とその結果引き起こされたことについては深い描写はありません。歪んだ未来を正すために何度も過去をやり直している話なんだけど、描きたい重要なところはその過去の部分。そしてそれをマツモトという「現在」の読者の視点から描いている、というそういう構造です。
226事件に関わった当時の青年達と、彼らと同年代のマツモトが何を感じ、何を思うのか。
読みながら、青年将校達の行動の是非はともかく、彼らのような情熱、やり遂げるという強い意志をもって何かに取り組んだことが自分にはあっただろうか、とか、そんなことをつい考えてしまいます。

結末が割とあっさり収まってしまったのは少々物足りなかったですが、とても面白い作品でした。


蛇足・・・巻末に田中啓文による解説が載っていたのだけど、これは酷かった。別に内容や恩田さん本人についてひどい言いようをしてるとかではなく、とにかく文章が読むに耐えられない。この人の本は読んだことないけど、今後も絶対読むまい、って思ったよ。
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2008年01月09日

ねじの回転

劫尽童女、球形の季節、3月は深き紅の淵を、Puzzleに続いて、恩田陸を読むのもこれが5冊目。

時間遡行技術による歴史干渉の結果生じた歪みをただすため、国連は「正しい史実」を再生しようとし、日本においては226事件がその転換期とみなされる。史実通りの226を再生しようとする国連スタッフ、彼らに協力を要請され、再びクーデターを起こし、失敗しなければならない当時の3人のキーパーソン。さらに、史実の再生をよしとしない、別の存在が・・・

まだ途中。文庫版の上巻の真ん中辺ですが。
えー。ぶっちゃけ面白いです。
通勤電車の中でなければ、最後までずっと読んでしまいそうです。

ただ、これまで読んだ恩田さんの作品はどれも最後になって「あれれ?」というものばかりなので、まだまだ予断は許しませんが(笑)
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2007年12月18日

劫尽童女


3ヵ月ぐらい前のことなんだけど、恩田陸を読んでみようと思い、何冊か買ってみた。ただ、あまりにたくさん出ているので、何から手を付けたもんだか見当が付かず、とりあえず、最初に読んだのがこの「劫尽童女」

あらすじを見ると、アニメやコミックでもありそうな設定だったので、割と読みやすいかな、と思ったのだけど。

ちなみに前評判調べたりとかはしなかったんだけど、改めて検索してみると恩田陸の作品の中でも評判はよくないんですね。
最初はよかったのに後半裏切られた、って感想が多い。私もそう。

ただ、他の作品も読んで思ったのだけど、恩田陸の小説は場面が絵として浮かびやすいので、自分にとってはかなり読みやすい作家だと、そんな気がします。


以下ネタバレあり
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