2011年05月19日

もっと素直に楽しめればいいのにと思う

5月8日の日曜のことですが、新海誠監督の新作「星を追う子ども」見てきました。

最近の単発の長編アニメ映画としては2時間超という上映時間はかなり長いかな。
でも、その2時間の間、ずっと夢中になって見ていたし、面白かった?と聞かれれば面白かったし、良い作品なのは間違いないと思うんだけど。

見終わって、なんで素直に面白かったーって言えないんだろう。

なんかこう、すっきりしないんだよね。
まあ、わざとそういう感じに作ってるような気もしないでもないんだけど・・・

なんかなー。なんでもっと素直に楽しめないのかな。ちょっと期待しすぎてた面もあるんだろうけどね。


(以下ネタバレあり)







一番気になるのは、アスナがアガルタへ行く目的がはっきりしないということ・・・
いや、行く目的というか理由はなんとなく分かるんだけど、もうちょっとそれを強く印象づけて欲しかったかな、と。

・父親を亡くし、母親も仕事で忙しく、ほとんど一人で過ごしていて孤独を感じていた。
・どこか自分がいる場所がここではないと感じていた。
・淡い恋心を抱いた少年が、お別れも言ってないのに死んでしまったらしい。
・いつかラジオから聞こえた不思議な音をもう一度聞きたいと思っていた。

上の2つは日常を丁寧に描いていたことで十分表現されていたけど、それ以外の部分、シュンが死んだと聞かされたあとの描写や、冒頭であの音が聞こえてきた時の表現とか・・・ちょっと弱かった気がする。

森崎が非常にストレートで強い思いからアガルタを目指していただけに、余計にそう感じてしまったというのもあるんだけどね。

それと、やっぱり分からないのは、最後、森崎とシンはどうしたのかってコト。
ただ、アスナがその後普通に生活しているようなので、少なくとも森崎はアルカンジェリに復帰しているんだろうけども・・・(自分が組織に戻ることで、アスナを守っている)

シンはどうなんだろうなー。
一応、使命は達成した・・・と思うんだけど、そのまま自分の村へ戻ったとも思えないし、うーん。

posted by KAN at 10:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画
この記事へのコメント
ジュブナイルと銘打っていますが、これを特に十代の人たちが見てどう感じたのか気になります。最近の子は目も肥えてるでしょうし…。

アスナの父が例の鉱石を手に入れて、それをアスナに遺した経緯も気になります。一応、全てのきっかけではあるし。…まさか単に拾っただけ??(笑)

シンは、……流浪の人になってしまったのかなぁ……?? アガルタの民が緩やかに最期を迎えようとしているのは変わりそうになく、シンの居場所はなさそうだし。
Posted by 星空 at 2011年05月21日 00:34
先日はお付き合いいただいて、どうも^^

そうですねえ。
余計なこと考えずに話を追っかけてる分には楽しいのですが、ただそうするには扱ってるテーマが重たいですしねえ。
言いたいことは分かるんだけど、どこかもどかしさを感じるのですよ。

例の鉱石もよく分かりませんよね。
しかもあれ、シュンの持ってたやつより大きかった気がするし?
実はアスナの父もアルカンジェリの一員だったとか、考えられることはありますが、劇中で全くそれを描いていないというのはね・・・
Posted by KAN at 2011年05月21日 01:27
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